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梨 夕方の人工授粉(花粉交配)は無駄ですか? [実験]

着果しました。 

成否の記述を忘れておりました。結果は着果しました。受精したと言うことです

詳しい状況も書いていませんでしたので追記します

実験は2014年4月10日 午後6時に品種「あきづき」に対して行いました。ご存じの通り あきづきはとても交配がしやすい(受精しやすい)品種です。果叢葉の花全てに馬次郎の花粉を梵天棒で丁寧に交配しました。交雑防止策として、あきづきの花は開花直前の花の花びらを開け交配し、直後には袋をかけました。

収穫まで様子を確認しました。摘果の段階では一果叢について2果実くらいに為ってしまいますが、最終的に収穫をすることができました。

しかし、理想とされる3番花から5番花で摘果をすることまではできませんでした。受精するかしないかといえばしますが、決して実用レベルではありませんでした。

以上を追記とさせていただきます 平成27年6月

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だいぶ前の話で恐縮ですが

2014年 春の花粉交配で一つの実験をしました
■早朝の花粉交配は気温が低くて無駄だ &  夕方の気温が下がってからの花粉交配も無駄だ■

という説がありますが・・・・・・

本当にそうなのかなあと昔から思っていて

5年ほど前に梨畑の棚面に寒天培地を置き、翌日様子をみたところ発芽していたんです。

今回は実際の花に交配をしてみました 

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受粉できたようです

4月20日の様子です

実験は定植5年生のあきづきで行いました

開花後に、受粉作業をすると、他の樹から飛んできた花粉で授精してしまうため、花びらがふくらんだ風船状になった花の花びらを無理に開き、交配をしました。 直後に袋をかけ、他の花粉の影響を受けないように保護しました。風で他の花粉が授精しないように、風のない日を選び、気温の下がった午後6時30分に交配をしました

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ご覧のように授精したようです

この後、袋掛の際にコブクロを外しました。収穫時には少し小ぶりでしたが商品として使える程度には肥大しました

反省点として、受粉していない対象区を設けないと比較できないかなと感じています 


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