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シモツケの花 それは梨と深い関わりがあります [豆知識]

150629_shimotuke.jpgシモツケの花が咲いています。小さくてピンクでかわいらしい花です

梨の台木として有名なホクシマメナシ。以前はバラ科→梨亜科→梨属に含まれるとされていたそうです。しかし、現在ではバラ科→シモツケ亜科→ギレニア属→マメナシ が有力とされているそうです。

花の形状は梨に少しにていますが、葉の形や枝の出方などは、あまり似ていない気がします。

それでも、シモツケは分類学上、梨と深い関わりがあるんですね

シモツケ亜科ギレニア属にコデマリがあります。公園などによく植栽されている植物です。こちらは梨によく似ていますよ。

 150703 ホクシマメナシ.jpg先生によると、公園でよく見かけるコデマリ(シモツケ亜科→シモツケ属→コデマリ)の花はホクシマメナシの花そっくりだそうです。コデマリの花は4月~5月に咲くようです。残念ながら今年は見逃してしまいました。(写真は4月中旬の鳥取 梨ガーデンのマメナシ大木と花です)

 先日、稲城市の「うまさん公園」へ、コデマリの観察に出かけました。かわいらしいスズナリの実をつけていました。

150703 コデマリ.jpgホクシマメナシより果叢毎の実の数は多いようです。樹の肌は、梨やサクラによく似ています。又、枝の出方はシモツケと異なり「樹木」という感じです。葉の形自体は梨とは違いますが、複葉の出方などは和梨にもよく似ています。

意外なところに住んでいる、梨の親戚たち。是非観察してみてください。


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