赤星病ゼリー状になってきて、油断ができません [実験]
ナシ赤星病 貝塚イブキ上の冬胞子堆がゼリー状に・・・
貝塚イブキで越冬した、ナシ赤星病の冬胞子堆の膨潤がいつもより早いと感じていた矢先、降雨がありました。膨潤はすすんだかなと期待をしつつ観察したところ、一気にゼリー状になってきていました。
今回の降雨は、3月30日深夜から31日にかけて2時間程度つづきました。
膨潤度は70%と判断しました
膨潤度が90を超えたらになったら10日以内には防除をした方がよいと神奈川県の防除情報にはあります。ナシ赤星病に困っている方は、スケジュールを組んでいただくと良いと思います。
尚、個人的な調査ですので、自己責任において参考にしていただけますようお願いします
昨年の観察を振返ってみると、今年の方が7日程度早くすすんでいる感じです
膨潤度は神奈川県 農業技術センターの防除情報の計算式で概算しました。
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*膨潤度は次により算出しています。膨潤度={(3A+2B+C)/(3×調査総数)}×100
冬胞子堆膨潤程度
A:全体が寒天状またはそれに近い状態に膨潤している
B:かなりふくらむが小生子を形成できる部分が少ない
C:原型よりわずかにふくらむ
D:原型の大きさのまま
*****神奈川県HPより引用******
■私の判断した基準
A:50 B:30 C:30 D:0
膨潤度=((3*50+2*30+1*30))÷(3*(50+30+30))*100=72.7
Aと判断したもの:ゼリー状になっているもの。写真の状態は初期のゼリー状態で、今後は乾くとしぼみ、ぬれるとゼリー状態になることを繰返し、殆どが落下すると、膨潤はなくなります。一ヶ月程度の期間続くこともあります
Bと判断したもの:冬胞子堆の縦長がかなり伸びているもの
Cと判断したもの
Dと判断したもの
(写真は後日掲載)
2019-04-01 01:32
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