雹が降って一日経つと [実験]
2019/05/04に降った、大粒の雹。翌日になり、被害の状況が明らかになってきます。
大きな被害を受けた畑と殆ど被害がなかった畑は、線を引いたように分かれており、雹の通り道とはこのような状況を言うのだなと感じました。大きな被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。
写真は、雹によって葉を落とされた梨畑です。改植して、落葉の少ない、右側地面と全体を比べると、降雹の強さを物語っています。下の写真は1センチの雹が15分降り続いた畑です。比較をすれば、雹の量、強さの差が歴然です。雹の状況を聞く中で、2センチの雹が降ったと言う声も多く耳にしましたので、このような被害を受けた場所では桁外れの雹が降っていたのかもしれません。
私の畑にて梨幼果の被害を調べてみました。摘果をしながら、100の幼果を数え、傷がつき、切除した実を数えてみました。
一割くらいの幼果に傷がついているようです。中には、割れてしまい、傷が種子近くまでたっしている実があります。えぐれるような、又は割れてしまうような深い傷は、自分の畑では初めて目にしました。摘果作業には例年より注意をはらう必要があり、時間と手間がかかりそうです
隣県では、雹被害防止のため、多目的防災網の整備が何十年も前から、行われてきました。私たちも、その対策をする時期なのかもしれません。
摘果により、傷のついていない梨を残して、今年も美味しい梨を作ってゆきたいと思いますが、例年より、収穫量は少なくなってしまいそうです。
2019-05-06 06:42
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