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簡単!穂木のパラフィン(ろう漬け)処理 [実験]

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パラフィンでコートされた穂木を農協から頂きました。このような形態の穂木ははじめて手にしましたので、自分でも作ってみました。簡単です。

【準備】

①パラフィン~量は大して使いません。100セットくらいの穂木の処理でしたら250グラムもあれば十分です。実際にコートされて使用するのは20グラムくらいです。

②大きい鍋(湯煎のお湯をいれるもの)

③小さい鍋(パラフィンをいれるもの) 

④温度計

⑤ピンセットまたは割り箸(パラフィン溶液に漬けるのにつかいます)

【方法】

何も恐れずに湯煎したパラフィン溶液にポチャンと漬けるだけです。温度は85度まででコートします。強火で湯煎してみましたが、90度くらいにしか上昇しませんのであまり神経質にならなくて良いと思います。

温度が高過ぎると→芽が痛むことがあるようです

温度が低すぎると→パラフィンがボテッとついて白っぽくなります。とろみが強くなるので、細部にコートができなくなりそうです


適温で作業すれば薄く、まんべんなく、簡単にコーティングできます。やってみてください



今まで、接木用の穂木は12月に採取し、新聞紙に包み、ビニールで密閉し冷蔵庫野菜室で保存していました。パラフィンでコートした穂木を手にして、接木の際に効率的かなと思いました。長い枝を持ち歩くのは邪魔ですし、蒸散防止のペーストを塗る必要も無いですものね。


最後に鍋を汚すと家族に叱られます。パラフィンが垂れても大丈夫なように、工夫をしましょう。(アルミホイルで鍋を覆うなど)


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