SSブログ

らくらく産直のバージョンアップ [梨屋ツール]

らくらく産直は長野県のソフトウェア会社が作成した農家用産直 販売管理システムです。我々農家が使う販売管理は顧客が知人に農産物を送ることが中心になります。自分の所へ農産物を送って欲しいという取引は1/10くらいです。

2021-08-02.png

お客さんが知人に農産物を送るだけなら簡単なのですが、ご近所の知人や友人の注文をとりまとめて請求して欲しいという要望やご家族で別々の名前で発送して欲しい人など、請求が煩雑になりがちです。お困りの方にはオススメのソフトウェアです。

このソフトウェアは基本データをACCESS(データベース)で運用し、ユーザーインターフェースをエクセルで作ってあります。勿論、UIは保護されているので、我々が変更することはできません。それでも、使い勝手の向上が迅速に対応されていると思います。帳票類のシートファイル(無地の帳票ひながた)は部分的にユーザーが変更、カスタマイズできるようになっています。また、近年ラベルシールを使った、B2伝票の普及をヤマト運輸が行っています。B2伝票については最後で感想を書いています。このソフトはB2との連動がとても楽にできます。ヤマト運輸のB2伝票のシステムは請求業務を補助する機能がついていません。私は請求やお客様への過去のデータ提供などでこのソフトを使っています。

今回のバージョンアップは以下の通りです。

1.ヤマト運輸の伝票番号の入力ができるようになった
2.バーコードリーダーによる出荷日入力ができるようになった
3.届け先入力から依頼主情報入力に戻ってしまうタブオーダーを訂正した
4.注文入力内にてメモ欄の一括変更ができるようになった
4の機能アップについては昨年私が要望したことであります。メモ欄の一括変更はとても便利なのです。残暑見舞いののしを入れる指示や納期の記載などをいちいち入力していると漏れが生じたり、余計に時間がかかったりして効率が悪いです。最低限の入力をしてから、全体を俯瞰しながら訂正かけた方が確実だと思っています。
本年の配送予約もかなり進み、本年の運用がとても楽しみになってきました。



■B2伝票について思うこと■

B2伝票といわれる伝票はヤマト運輸のサーバーにあるクラウドアプリにて配送データを入力、印刷することにより、データをチェックし、不備を無くすことで配達遅延や集荷時のドライバーの負担を軽減する目的で作られたと思っています。しかし、実際に使ってみると農家にも便利な面が多々あることがわかりました。

1.依頼者からの問合せに,ほぼリアルタイムで答えられる

(出荷日・到着日・出荷の有無など)

2.ドライバーの集荷時滞在時間が1/4になり、対応時間を減らすことができる

3.住所不明、郵便番号間違えによるトラブルが激減する

4.7枚複写伝票に比べ、ラベルシール形式のB2伝票は保存場所を節約できる

5.連続伝票のミシン目切り取りの手間がなくなる

などが便利だと感じています。でも、お客様から手書きで伝票を書いていただいている方にとっては、入力の手間を考えるとオススメできません。使っていない方は調べてみてはいかがでしょう。




nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。