サンサンネットN3800を梨に設置 とても楽だった [実験]
防鳥網設備が既設の梨畑に新しい防鳥・防風網を設置しました。
私の産地では多目的防災網を設置している農家がほとんどいません。北関東の広い平野に比べ、強風の日が少ないことと、昔から有袋栽培をしてきたため、風による擦れ被害が殆ど無かったことが理由だと思っています。
ここ数年、春から夏にかけて雹が降る年が多くなったこととカメムシやシンクイムシの被害が多いことから、多目的防災網に興味を持つ生産者も増えてきました
多目的防災網は通常の防鳥網に比べ、目合いが細かく重量が大きくなります。そのため、網を支える施設の強度が必要とされます。今回設置をした サンサンネットN3800は80㎏/10アールと細かい目合いの割に軽量なのが特徴です。そのため、既存の防鳥網設備でも、少し工夫をすれば設置できるとのことで設置にいたりました。
実際の設置はとても簡単でした。写真の畑は48m×28m 約12アールの畑です。この畑の中に足場を設け、二枚の網を設置します。通常の防鳥網だと引き綱が必要になりますが、サンサンネットN3800では不要で展張できました。目合いが細かいことと、材質がツルツルしていること、適度な張りがあるためかなと思っています。
雹や季節外れの雪が降ったときに、緊急撤収できるように回収ロープを何カ所かつけようと考えています。
網は強風でも道路にはみ出たりしないようにしないと近隣に迷惑がかかりますので、固定方法をどうしようかと検討中です。
とはいえ、週末は雨風の強い荒れた天気になるとのこと。まずは結束バンドで簡単に固定しておこうと考えています。
2022-03-25 07:04
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