レピガードSTの設置 簡単にやるにはどうしましょう [実験]
くわしい仕様はメーカーの技術情報を参照してください
この資材はLED灯の設置、配線などを使用者が行う仕様になっています。決して難しいわけではないのですが、電線を畑の中に自分で設置するなんて不安だなあと思う方も多いかと思います。私も一緒です。今回は道具を使いながら、だれでも簡単にできるように考えて設置してみました。参考にしていただければ幸いです。
1.園地内配線~障害物の多い梨棚の下に線を這わせるのに苦労しているなあ
2.固定場所~レピガードST【LEDライト】の固定場所を決めるのに時間がかかっているな
3.作業の整理~すべて立ちながらの作業で道具や資材などの取り出しに苦労しているな
これらの点が楽になるようにと考えて作業してみました
1.園地内配線
設置面積にもよりますが、約1000平米の畑では最初にすべての電源コードを配置してから作業してみました。
こうすると、LED灯をつける位置をシミュレートしながら配線ができます。レピガード近くに梨の木や柱があると、規定の範囲を照射することが出来なくなります。そんなときは野菜畑でよく使われている「イボ竹」を地面にさして固定場所を確保すると良いです。こんな対応も考えながら配線して行きます。
果樹園の外周に線をまわすのが一番綺麗なのですが、斜めにショートカットをする事で間に合わすことが出来たりします。はじめは仮配線をしてから切断するのががおすすめです。
果樹棚の鉄線に編んで配線するのはオススメしません。引く負荷が大きく重くなり、調整・修正がやりにくくなってしまいます。仮配線は紐や結束バンドで緩く棚にぶら下げておき、本配線の時には結束バンドでしっかり固定して行くのが良いと思います
2.固定場所
園地内配線をしながら、既存の柱への設置するか、イボ竹を使うかが決まっていると思います。固定具を固定場所に振り分けちゃうといいですね
3.作業の整理
素人ほど便利な道具を使うべきと言い聞かせ、道具をそろえています。
今回あると便利なものは左から ①ワイヤーストリッパー ②外皮むき工具 ③ニッパーです
①ワイヤーストリッパーはいろいろな種類がありますが、写真の道具は単線を挟んで握るだけで被覆を剥がし銅線を出すことが出来ます。
②外皮むき工具はクルリンと回すと外側の被覆が剥がせます。
【外皮むき工具 動画】https://youtu.be/0OthZHX9Orc
③ニッパーは電線を切るだけですから、古い剪定鋏でもかまいませんね。
これらの道具だけで作業して行くと楽にできますよ。畑の中でカッターや電工ナイフを使いこなすのは、我々素人にはハードル高いです。
三つの工具をそろえると4千円程度かかりますが、怪我のリスクは小さいし、何しろ早い、そして爽快です。道具を使って設置することをオススメします。
2022-05-08 07:26
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