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JA青色申告会と上手につきあう [技]

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確定申告時期ですね

今年も感染症対策の観点から申告期間が一月延長されていますが、早く終わらせたい作業です


私はJAの青色申告会にお世話になっています。帳簿類を提出し、誤りがあるかを確認し、申告書を作り、税務署へ提出する手伝いをしてくれます。料金は年間17000円程度です。税理士さんに頼んだのでは、この値段ではできませんよね。


JA青色申告会と上手につきあうにはどうしたらいいかを考えてみました

20年間お付き合いした結論です


決算書を自分で作り、関係書類をそろえて相談に行くことです


その理由は

1.決算書があれば確定申告は済んだも同然です。国民年金や生命保険料などの支払った証明書で税金を安くするように作業するのです。ここに担当者に注力してもらうことが一番得です

2.集計金額を提示した方が、青色申告会担当者としても、面倒な仕訳の確認をしないで済むので、相談時間を短くできる

3.作業分担が明確になり(会員と青色申告会担当者)、無駄な事務作業を減らすことができる。

  □会員は決算書をつくり、所得額を算出する

  □担当者は確定申告書の作成補助と決算書の検算

4.税務調査の際、自分で対応しやすい。税務調査が入った際、調査されるのは経営における、売上漏れ、経費の不適切な計上です。私は経費に計上できる支出かそうでないかは、申告者の考えが基準になると思っています。税務調査の際は、青色申告会は面倒を見てくれません。


とはいえ、決算書なんて作ったことがない方も多いと思います

青色申告会が主催する勉強会に参加しながら覚えてしまえば良いのです。原理を覚えてしまえば、便利な会計ソフトがたくさんありますので、そちらを利用して作成すれば良いのです。

若いうちに覚えてしまうのがおすすめです。


そんなことまでしたら、青色申告会に入っている意味がないじゃん。俺なんて、領収証を持っていって、つくってもらっているよ。という方がいらっしゃいます。

そうでしょうか? 相手が正しい処理をしているのかどうかも判断できないで、節税をすることができるのでしょうか?実務に携わると担当者とも対等な関係で相談ができます。是非検討してみませんか?


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黒のバラード 技のかけどころ-1 [技]

尊敬している鳥取大学の田辺先生の著書をまねして「技」カテゴリーを設けました。備忘録的なことも多くなりそうですが、役に立つ情報も多いはずです。

昨年から黒のバラードの収穫を始めています。樹勢の弱い品種と感じています。シャインマスカットや巨峰などは短梢剪定で栽培すると樹勢のコントロールがしにくく、根域制限をしたり、根切りをしたりすることが一般的です。しかしこの黒のバラードは弱いため今のところ、樹勢のコントロールの必要性を感じません。このまま観察を続けたいと思います。

GA処理、粒抜き作業において今年気づいたこと。

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【このくらいに肥大してからの方が、イメージをつかみやすい】

1.果房伸長のためのGA処理は粒抜き効率化に貢献する。何もしない場合は実が詰まってしまい粒抜きが困難になります。梢果硬いが短いので、軸を伸ばした上で、少し遅めの粒抜きがいいようです。

以上