高尾ぶどうの保存方法について [実験]
3週間冷蔵庫で保存した「高尾ぶどう」が予想以上に美味しく食べることが出来た。
というより、美味しくなっている気さえする。まず、実がとてもしっかりしていること。そして、皮と実の境の渋みが和らいでいる気がする。香りが若干落ちているのかもしれないが、家族一同美味しいと絶賛。
その方法は、果実防虫袋という、実を汚れや、病害虫から守る袋に入れたまま、ビニール袋で覆い冷蔵庫で保存するという簡単なもの。ただ、商品としてお客様が手にするときはこの袋から出されてしまっているので、誰でも出来ることではないのですが。
ご覧のように、軸まで真っ青です。その一方で果実防虫袋の外に出ていた軸はひからびています。ビニール袋だけでは水分が蒸散されるようです。
気になる点は以下の通りです
1,9月20日収穫、10月13日確認のため、気温の低い季節で保存したこと
2,収穫時にはさみを使わなかったこと(手で引きちぎった)
3,収穫が最後だったのは、着色が悪かったはず。糖度が低かった可能性がある
これらの店を踏まえ、来年は8月中に保存を開始し、20日後に品質を見たいと思います。
☆防虫袋以外の紙ではどのような差がみられるのか?新聞紙でもいいのかな? もっと適した素材があるのかな? キッチンペーパーは?
実験を継続したいと思います
◆追記◆
10月20日 もう一つ気になることが・・・・・ 今年はベト病の大発生で、ボルドー液(硫酸銅と生石灰)を3度散布しています。又、果実袋には殺菌剤の成分が残留している可能性もあります。 7月に袋掛をしていますので、軸に付着している殺菌剤の成分がのこっているとは、考えにくい。 これらも含め試験方法を考えてみたいです
あと、無農薬の袋と比べてみたいですね。渋みが消え追熟はしても、ビニールでの乾燥や酸化防止で茎の色も鮮度も保たれるとは嬉しいですね。楽しい!色々実験したいです。
by カヤリン (2014-10-21 23:24)