ここまできた果樹ジョイント仕立て⑦ 日本農業新聞 [ニュース]
今朝2014年10月30日 農業新聞で鳥取の果樹ジョイントが特集された
要旨
JAいなばと渡辺造園は連携し、果樹ジョイント仕立て用の一年生長苗の商品化に挑戦している
ジョイント仕立ての課題は長苗の確保である。通常は2年生の長苗を使用するが、管理期間・管理労力・場所の問題がありコストが大きくなる難点がある。 これを改善するため,一年生の長苗の確保が必至となっている。
通常の一年生苗では長さが足りないため
1,台木の長さを50センチとする
2,接ぎ木時期を1ヶ月早める
3.新梢を誘引するための、足場(苗圃施設)を設置する
これらの対策を施した結果、50%の苗が2.7メートルを超した。中には3.5mに達した苗もあった。
渡辺造園によると、さらに成長が早く、果実品質の良い台木を選定するなど、専門知識を活かし長苗を生産したい考えだ。
鳥取県では県オリジナル品種(新甘泉など7品種)や鳥取大学育成品種を普及し、産地再興を目指している。早期成園化に「果樹ジョイント仕立て」は不可欠であり、円滑に普及が進むと考えている
(北條雅己記者 の記事を要約 )
GA処理や灌水や施肥の工夫を組み合わせ、更に充実した長苗が生産されてくることが想像できます
2014-10-30 20:50
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0