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梨畑のできるとき [梨畑ができるまで]

梨の木は、100年以上生きるものもあります

通常は30年位で収穫量が落ち、改植を余儀なくされますが、更地から梨畑ができるときを見ることは少ないと思います。 今回、区画整理にて農地が換地され梨畑を再開することとなりました。その様子をご覧ください。

 1.最初にトラクターで深耕します。造成されたばかりの畑は、重機で踏み固められた部分もありますし、梨を植える際にも柔らかく、細かい土のほうが適しているため、欠かせない作業です

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 深耕用のトラクターは農協から借ります。一回で30センチ以上を耕運する為、非常にゆっくりのスピードでの作業になります。(エンジンの熱と単調な音に、眠気を誘われます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2.次に、棚を張ります。

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つい10年前までは、農家同志でお互いに手伝いながら作っていましたが、最近では業者に頼むことが多くなりました。

最終的には40センチ四方の針金が張られ、梨を風による落下を防止しますが、今回は植え付けがあるので、1/10の針金だけ入れるようにしています。

 

 

 

 

3.いよいよ苗の植え付けです 

参考書に書いてある通り、堆肥・苦土石灰を土とよく混ぜて、梨の木を植えてゆきます。

私はショベルカー(バックホー) を持っていないので、昔ながらの鍬(くわ)で植穴を掘っています。少し疲れますが、土の性質を確認するには、近くで観察するのが一番だと思っています。この畑の土は粘土質がおおく、とても重いです。改善のために、パーライトという軽石を細かくした資材を投入することにしました。 

梨の苗は、3年前に農協で購入し、別の畑で手塩にかけて育てたものです。うちに来たときは直径1センチ程度だったものが、今は5センチくらいになっています。大きさも1メートル程度だったものが、5メートルを超えたものもあります。

来年、再来年と木の育成を優先し、少しずつ収穫量を増やしてゆく予定です。 次は苗の堀上について書いてみたいと思っています。 

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