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鳥取県 倉吉市 なしっこ館に行ってきました [講演会]

冬の仕事が忙しくなる前に、鳥取のなしっこ館に行ってきました。 梨の講義を聴かせて頂きました

 鳥取の皆様ありがとうございました 

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なしっこ館の中庭には、樹齢15年くらいの二十世紀が栽培されています 。(施設の開館が平成13年なのでこのくらいかなと思います・・・)

以前6月に訪れたときは、枝をフサフサとした葉が覆い、「カズラ枝」の夏の姿を見ることが出来ました。今は葉が全て落ち、秋に養分を蓄えた、ふっくらした花芽は、静かに春を待っているかのようです。

近くで花芽を見てみると、主幹からの距離・位置に応じて、きめ細やかな管理がされていることがわかります。地面に黒く盛り上がって見えるところは、深く堀り土壌改良をした後です。5~6年かけて気の周りを全部改良するとのことです。

地上部と地下部の丁寧な管理があってこその、見事な樹形なのですね。梨農家としてとても気が引き締まります。

私にとっては大切なパワースポットのひとつです。 

 

なしっこ館は、以前は20世紀博物館として呼ばれていました。 

全国の梨のサンプルが展示されていたり、鳥取の梨名人のビデオが見れたり、梨の試食が出来たり出来る施設です。梨農家として圧倒されるのは、7月に他界された稲村清臣さんの二十世紀の巨木です。枝振りから根までが標本とされていて、稲村氏の梨作り技術の高さを見ることができます。

稲村氏の技術は本や先生からお話を聞くことしか出来ませんが、数々の技術を確立し、梨栽培の技術向上に貢献された氏のご冥福を心よりお祈りいたします。 


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