土づくり推進シンポジウム に行ってきた [講演会]
私の所感
土地が狭くなるのであれば、有機 無農薬で付加価値をつけることもありだなと感じた。(オイシックス様 人参農家様の話しを聞いて)
土壌医の継続研修のひとつとして、土づくり推進シンポジウムに出かけてきました
4人のパネラーの話しが聞けました
有機・無添加野菜の通信販売をしている企業の商品本部の方の話では、台湾・上海・シンガポールでは、日本の美味しい野菜や果実の評価が非常に高いことを伺いました
又、人参・リンゴ・桃の生産現場の方からは、健全な土壌が食味のよい農作物をつくるということについて、独自の視点から発表されました。
個人的には、大型保冷庫の導入により、出荷時期をコントロールする生産者。そして保冷庫に入れることにより食味が向上し、より美味しい農作物を届けられるようになったという生産者の話は、果樹にも当てはまるのではないかと感じました。
土づくりシンポジウムで感銘受けたことを書く
農家もまだまだ行けるな と感じた
オイシックス 阪下さんの話
- アジアの市場は大きく、貪欲 日本の嗜好にあまり変わりない(但し コメだけは難しい)
- TPP締結されても、中国は怖くない それはpm2.5で冬の日照は日本の半分程度しかない 又 土質は粘土で硬く、美味しい野菜が作れない さらには、文化的に一生懸命作る気質がない
- 香港で9月は○○節かなにかで、贅沢な食生活をする習慣がある。 1房10000のシャインマスカットも桃もメロンも需要がある。
- 海外戦略には違う土地で同じ作物をつくる組合が長期にわたり、供給することが大切と考える
長野園芸試験場 小松正孝さんの話
- リンゴの食味官能試験 調査票を作成した 利用価値あり
- ビターピットの原因は Ca不足 と 大玉つくり で適正な土作りで対処しないといけないとといた
- コルクスポットはpHが異常に低いこと 塩基バランスが崩れていることと相関があるとし、土壌診断による適正な土づくりが出来ていれば、大きな障害は起こりにくいと考えると 説明した
山梨県 久津間紀道 桃栽培農家
- 以前は牛糞堆肥を大量に使用していた。 土壌診断の結果 カリ過剰が判明し、対策として牛糞堆肥の施用を中止したところ、食味が向上した。 カリ過剰では 糖度不足・苦みを生じさせるとのこと
2. 土づくりに努力して行きたいとのこと
熊本県 人参農家 真弓一保
- 周年収穫で売上高 右肩上がり
- 大型機械で深耕・緑肥すき込み・低窒素で土づくり、安定した品質の人参を供給
- 冷蔵施設導入により、鮮度の高い農産物を、長期間にわたり供給
- 現在 圃場により多少の品質ばらつきがある。 土壌診断に基づき、土づくりを心がけ品質統一をめざす。さらなる拡大のため、現在手狭となった設備を増強する必要があると説明した
私の所感
土地が狭くなるのであれば、有機 無農薬で付加価値をつけることもありだなと感じた。(オイシックス 人参屋の話しを聞いて)
2014-12-03 00:18
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0