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ぶどうの花にたくさんのアザミウマ [生息するものたち]

ぶどうの花にたくさんのアザミウマがいました。ヒラズハナアザミウマでしょうか?

花粉が大好きな虫のようです。

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ぶどうの花にたくさんのアザミウマがいるのに気づきました。ぶどうの花は終わると、果実の表面に花かすを残します。この花かすに水分が含まれると、病気を誘発するので必ず取り除く必要があります。品種によっては殆ど落ちてしまう物もありますが、特産の高尾ぶどうは自然には落下しないので「花かす掃除」は重要な作業です。

 作業をしながらふと手のひらを見ると1mmほどの小さな生き物がいることに気づきました。ぶどうのアザミウマについては最近「葉のシルバリング」で記載した、チャノキイロアザミウマが有名ですが、 どうもこれは種類が違うようです。

 早速、採取した房に熱湯に浸し、濾紙でこして捕獲しました。 宮崎県の農政水産部より非常に見やすい見分け方「実体顕微鏡によるアザミウマ類の簡易な見分け方」というPDFを見つけましたので、同定に挑戦してみました。前胸部の背面に長い毛が見えます。これが1本だとハナアザミウマ、2本だとヒラズハナアザミウマとのことです。全体の色からハナアザミウマの一種には間違いないようですが、どうも私の写真では2本か1本か判断しにくいです。

 ぶどうに対しては卵を産んだ跡に白ぶくれ症をおこすとされています。花粉が大好きで集まってくるようです。あまり歓迎しないお客さんです 

参考hp:宮崎県農政水産部nouyaku-tekisei.pref.miyazaki.lg.jp/noyaku/user/haishinfile/download/miyazaki;jsessionid=FB7F063973E68E774ABD67BD6FCB4813/494

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