ナミテントウは十匹十色 [よりみち]
携帯のカメラなのであまりきれいに写りませんが、夕日を受け、漆のような輝きをしていて目を奪われました。一センチにも満たない体に、街を映しているのがわかりますでしょうか?
「ナミテントウ」 という虫です。このテントウムシ同じ種類なのにいろいろな顔を持っているそうです。
「ナミテントウというテントウムシの一種がそうやって集団を作るとおもしろいことになる。つまり、同一の主でも、斑紋がさまざまに異なり、しかもそれが遺伝的な型を代表しているのである。ナミテントウは紅型、二紋型、四紋型、斑紋型、そのほか、と数えれば全部で50以上もの型に分けられるそうである」
奥本昆虫記・奥本代三郎著より抜粋
私、知らなかったです。
ナミテントウは背中に黒字に赤丸が二つが標準で、それ以外はナナホシテントウと交雑したテントウだと思っていました。写真は斑紋型のようです。 こんな綺麗で個性的な彼らは、アブラムシ類を捕食する梨畑の用心棒です。
2016-05-17 17:28
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