ネパールナシも常緑じゃない [エバグリーンNP]
農業雑誌 現代農業2017 五月号に『ナシ 受粉樹にネパールナシ』 という記事が掲載されました。
市内の梨生産農家 川島実さんのご尽力で、国内で栽培ができるようになった3月中旬に開花する梨の品種です
仲間内で、この話題で盛り上がっているときに、このネパール梨は落葉しない「常緑」の梨みたいだよと言ってしまいました。
これは大きな間違えでした。関係者の方ごめんなさい。
落葉樹なのですが、冬季が暖かい場所では落葉しないということのようですが、私は確認していません。どのように確認すればいいのか考えてみました
まずネパール梨のふるさとについて探ってみたいと思います
地球儀 右下の部分がネパールです。エベレストで有名な国ですね。
首都のカトマンズは冬には東京くらいの寒さになるようですが、下図のポカラという都市では、冬でも最低気温が5℃程度と温暖な気候のようです
ネパールというと高い山がたくさんあって寒い地域なのかと思っていましたが、平地での気候は温帯気候、高度によっては冬の寒さが強くなるような感じでしょうか?
ちなみにポカラで最も寒い一月の気候は、東京(府中市)の4月くらいです。(平均気温・最低気温・最高気温)
2015年の1月に このネパール梨の葉が一斉に落葉したのはマイナス2℃でした
もしこの時期に5℃くらいの気温で維持できていたら、葉はおちなかったのでしょうか? 非常に興味がわいてきます。
梨と同じバラ科のサクラにもネパール梨と同じような性質をもつ種類があるということを以前聞いたことがありました。
ヒマラヤ桜 という桜があるようです。
ネパールを原産としている、このサクラは10月中旬に葉を落とすと、12月には花を咲かせるようです。
新宿御苑には植栽されているという情報もあります。もしかしたら、日本国内の温暖な地域でも植栽されているかもしれません。
東京でも南に位置する新島では冬でも最低気温が5℃を下回ることが少ないようです。
ネパール梨・ヒマラヤザクラ ここで育てたら、花が咲かず一年中 緑で生育するのでしょうか?
妄想は膨らみます。
2017-10-16 10:50
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