ネパール花粉じゅ の花がいつ咲くのか [エバグリーンNP]
品種名 | 採取開始日 | 採取終了日 |
ネパール梨 | 3月25日 | 4月1日 |
鴨梨(ヤーリー)
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4月7日 | 4月8日 |
馬次郎 | 4月8日 | 4月12日 |
ヒマラヤザクラ みっけた!! [エバグリーンNP]
ネパールナシも常緑じゃない [エバグリーンNP]
休眠しない品種 ネパールの梨 [エバグリーンNP]
ご覧のように年の瀬を迎えても、一向に落葉の様子をみせません。
【2015/12/21撮影】
この、品種はネパールから許可を得て、検疫も済んでいる品種です。3月中旬に花が咲くことも有り、花粉採取用の品種としています。
ネパールはエベレストなど有名な山がたくさんありますね。その低い山間部では「常夏(とこなつ)」ならぬ 「常秋(とこあき)」の地域があるそうです。言葉の通り、いつも秋のような過ごしやすい気候とのことです。
このような所で適応を遂げた「梨」には常緑の種があるそうです。自発休眠をしないけれど、低温遭遇によって、落葉が済み、適当な気温に遭遇すれば、開花するのでしょう。
このネパール梨もその類いなのでしょう。この事象を教えてくださった先生は、「霜が降りれば落葉すると思いますよ」とおっしゃっておりました。1月中旬に、仰るとおり落葉しました。
落葉から約一ヶ月を過ぎ、その花芽を観察してみると、すでに鱗片に緑色が見え始めています。開花の準備を始めたと言うことでしょうか。他発休眠ということは花芽をビニール被覆してやれば、超早期に開花するかもしれません。準備をしてみます
【2016/02/16撮影】
梨の花は開花直前に-2度以下の低温に遭ってしまうと、花粉の発芽率が極端に低くなると言われています。 寒の戻りが有れば確認したいと思っています。
花が咲いた時期はおって報告いたします
【2016/02/23撮影】 花芽がさらに膨張している様子
【2016/03/16撮影】 すべて花を持たない葉芽でした。お恥ずかしい話です。実際の開花は3月10日頃から始まっておりました。
幸水などの展葉から比べる約1ヶ月早いです。此の品種、日本の品種とはかなり生態が異なるようです
【この記事 終わり 2016.6.24】
赤星病から教わった紅葉実験【修正版 20160223】 [エバグリーンNP]
2015年の春 観察不足から赤星病の被害を随分受けました。その中で葉脈上に被害を受けた葉が興味深い状況だったので実験してみました
こんな風に、赤星病の傷がある場所より先は真っ赤な紅葉。これは偶然ではないであろうと考え、2015年12月29日に意図的に傷をつけてみました
【2015/12/21 撮影 葉脈を意図的に断絶して、似た状況を再現してみた】
【2015/01/04 撮影 変化が出た! 葉柄側には葉色の変化は無く、断絶箇所より先は赤みが出ている】
●だから「何?」って言われちゃうかもしれませんが、紅葉の再現ですよね?
紅葉は植物体が気温の低下とともに活性が低くなり、葉への養分転流を弱め止め、最終的に落葉するのだと思いますので。
研究されている方は、アブサイシン・糖・アントシアニンなんて言葉も使って説明されるのでしょうが、私にはできません。
簡単な実験として見守ってください
【2016/02/23】