2018キマダラカメムシと再会 [生息するものたち]
クモガタテントウ 稲城のうどんこ病菌を食べに来た! [生息するものたち]
キマダラカメムシ孵化と幼生 [生息するものたち]
ヒレルクチブトゾウムシ 梨にいたずらするのか不明ですが・・・ [生息するものたち]
スズキクサガゲロウは我らの味方 [生息するものたち]
ヤマトアオドウガネではなかった [生息するものたち]
虫の先生 K氏に相談したところ、アオドウガネと言われていたものの、ヤマトアオドウガネではないのか
と調べておりましたが、やはりアオドウガネで間違えないようですね。末尾のリンク先に同定ポイントが詳しく書かれておられますが、まず お尻に毛がたくさん生えていること(写真はアオドウガネ) 。更にはヤマトアオドウガネは沿岸の地域で幼虫が生息するとのこと。内陸では多く見ることは基本的にないということのようです。
それにしても 、ドウガネブイブイは何処へ行ってしまったのでしょうか
以下に記載あり
http://kisar.sakura.ne.jp/insects/1483yamatoaodogane_B.html
ホソバチビヒメハマキによるぶどう被害痕 [生息するものたち]
ホソバチビヒメハマキの幼虫による食害痕をみつけました
ハマキムシは手のひらに乗せると、フナッシーのようにピョンピョン跳ねる元気な蛾の幼虫ですが、この虫はそのような素早い動きがなく、まるでナシヒメシンクイがウメの新梢に入り込むような生活をしていたので、シンクイムシの仲間かと思っていました。
岡山県の農業試験場が作成したぶどうの病害虫診断表で判断できました
http://www.pref.okayama.jp/norin/nousou/noushi/seikaPDF/16kaju-7.pdf
背中の模様と少し毛が生えているのが特徴的です。たまたま訪れたのか、はたまた生息域の北上か様子を伺いたいと思っています。
ぶどうの房に、蛾の幼虫が例年より多く発生しています。あまり増えないと良いのですが・・・
「ミミズク」という虫 初めて見た! [生息するものたち]
先日、梨の摘果作業しているとフラッと目の前に停まった虫がいました。この時期、梨を加害するナシヒメシンクイの動向に神経質になっており、反射的につぶしてしまいました。写真を知人の昆虫研究家 Kさんに確認すると「ミミズク」ですよと教えてくれました。紛らわしい名前です。フクロウの親戚みたいです。
木菟(みみずく)が丸い顔している鳥で、耳蝉(みみずく)がこの虫のなまえだそうです。
鼻っ面が特徴的でかわいらしいです。ちょっと蝉に似ている感じもありますよね。蝉、カメムシ、アブラムシそしてミミズクはカメムシ目という仲間です。随分と幅のある分類です。右に見えるのはホチキスの針です。約8ミリメートルとほぼ同じ大きさです。
こんな特徴的なムシを今まで見過ごしていたのか ? それとも気候が変わりつつあるのか? これからもよく注意してゆきたいと思っています
コミミズクというムシのほうが近いかもしれません ↓
http://www.weblio.jp/content/%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%AF
キマダラカメムシと今年も再会 [生息するものたち]
コヒメハナカメムシにキスされた (>_<) [生息するものたち]
ぶどうの畑での作業中、頬にチクリとした刺激を感じました。気温もここまで上がってくると蚊も多くなってきますので反射的にパチンとたたき掌をみたら、蚊ではない。ちょっと益虫ハナカメムシの一種に似ている。
携帯電話のカメラを使っておりちょっとハッキリしませんが「ヒメハナカメムシ」の一種だと思われます。
彼らは、梨の要注意害虫「ナミハダニ」の天敵です。先日記載したアザミウマ類も捕食するようです。これらの益虫が活躍してくれれば農薬とはサヨナラできるかも・・・・・ なかなかそうはゆきません。害虫が増えてきて餌が豊富になるとヒメハナカメムシが増えてくるのでどうしても手遅れになるのです。
今回の出会いは、アザミウマ類の増加を示す、生物指標としてとらえ、畑の観察を強化したいと思います。
ところで、このカメムシは販売もされているのをご存じですか?http://www.idemitsu.co.jp/agri/tenteki_club/sp/product/rik.html
ハウスの栽培するイチゴなどでは、実用化が進んでいるようです。
日本応用動物昆虫学会のコラムにヒメハナカメムシの詳しい説明がありました
http://column.odokon.org/2007/0327_180500.php